堺市の一時支援事業所・預かり中のダウン症男児が死亡していた。ダウン症とは?


大阪・堺市の日中一時支援事業施設で、預かっていたダウン症の1歳の男の子が食事をのどに詰まらせ、亡くなる事故があったことが今日12月6日、市議会で明らかになった。
(写真はイメージです)

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♦大阪・堺市の一時支援事業施設で、1歳のダウン症の男の子が死亡

事故が起きたのは、昨年2016年11月。障がい者を一時的に預かる大阪府堺市の指定事業者が営む一時支援事業施設で、利用者である母親(40代)が仕事のため夕方から、けんたくん(1歳9か月)を預けたところ、その後けんたくんは施設での食事中、食べ物をのどに詰まらせ心肺停止の状態となった。
救急搬送されたが、そのまま脳死状態となり、けんたくんは8日後に亡くなった。
医師の診断書には「食事していたところ誤嚥(ごえん)し、窒息した」と記されている。

この事件は1年以上公表されないままだったが、今日6日の堺市議会で初めて取り上げられたという。
堺市の議員は、双方から事情を聴き、事故の経緯や真相を明らかにするよう求めた。

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♦預かり施設から連絡があり、母親が駆けつけるとすでに意識不明の状態

男児を預けた母親の元に、施設の職員から、「お母さん、けんちゃんが意識がないんです、すぐ来てください。食事中にのどに引っかかってしまった」と連絡が入った。母親は慌てて施設に駆けつけると、けんたくんはすでに意識がなく、心肺停止の状態。
けんたくんが食べた食事は、生後12か月用のものだった可能性があり、けんたくんが咳き込んでいるのに、食事を与え続けたとの証言も得られている。しかし施設側が堺市に提出した事故報告書には、「食事介助終了後に苦しそうになった」と記されているように、事故は「食後」に起こったと主張している。「判断に甘さがあった」とも記されているが、母親が駆けつけるまでの間に、何かできることはなかったのだろうか。

♦ダウン症とは

「ダウン症」という病名は、よく聞かれる言葉だが、実際にどんな症状かまとめてみた。

ダウン症候群:ダウンしょうこうぐん 英:Down syndrome
・最初の報告者である英国人の医師、ジョン・ラングドン・ダウン氏から命名。
・染色体の突然変異で起こる。
・800人から1000人に1人の割合※で出生といわれている。(日本ダウン症協会より)
・通常46本ある染色体(細胞)が47本ある状態で生まれる。
・偶発的に誰にでも起こりうること。
・筋肉の緊張度が低く、知的な発達に遅れがある。
・発育がゆるやか。病気の頻度が少し上がる。
・明るくてやさしい。
・地域の普通学級か、特別支援学級など、個々に応じて進学。
日本ダウン症協会では、「人間は一人ひとり違いを持っています。生まれつきの性格や体質の一つと考えた方がいいと思います」と唱えている。

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