1月27日朝、瀬戸内海にザトウクジラが現れ、5分おきに姿を見せ、イワシなどを食べる捕食シーンも披露してくれました。どうやら迷い込んだとみられています。
(写真はイメージです!)
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♦瀬戸内海にザトウクジラ出現!5分おきに姿見せ捕食シーンも披露!
1月27日の朝、瀬戸内海にザトウクジラが現れました。
山口県周南市大津島の付近で
遊漁船の船長である加屋野剛士さんが撮影した映像が
日テレNEWS24で報道されました。
その中で釣りをしていた方々でしょうか、
「すげー!すげー!」「うぉー」「まじか」などと歓声をあげています。
撮影した加屋野さんも
「毎日のように来る海だが、ここ何十年で初めて見た」と
興奮気味に話されたそうです。
下関鯨類研究室・石川創室長の話しによりますと、
ザトウクジラの目撃例は、瀬戸内海全体でも
年に1度あるかないかの珍しいことだそうです。
また、5分おきに水面に姿をみせ、
イワシを食べている様子が見られたそうです。
加屋野さんの映像にも捕食シーンが捉えられていて、
「瀬戸内でクジラの捕食シーンが目撃された例は聞いたことがない」
とのことです。
迷い込んだとみられるクジラは、約4時間後、沖合に姿を消したという。
ザトウクジラは普段どこにいるのでしょう。
調べてみましょう!
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♦ホエールウォッチングで有名なザトウクジラ。普段はどこにいる?日本で見られるの?
今回、瀬戸内海に姿を現した「ザトウクジラ」。
プロフィールをざっくりご紹介しましょう。
分類:ナガスクジラ科ザトウクジラ属
体長:オス平均13m〜14m、メス平均15m〜16m、最大19m
体重:平均25トン〜30トン、最大40トン以上
分布:ほぼ全海洋
特徴:遥か彼方まで届くような鳴き声
泣くような、うめくような、叫ぶような鳴き声、
テレビなどで聞いたことあると思いますが
これは仲間とのコミュニケーションや、
求愛のためらしいです。
年間を通して回遊していて、
夏には北極や南極、アラスカ近辺の冷たい海で餌を食べ、
冬には赤道近辺の暖かい海で出産や子育てをしているそうです。
このたび瀬戸内海に迷い込んできたザトウクジラは
海外じゃなくても見られるんです。
日本では12月から4月、
沖縄ではザトウクジラのホエールウォッチングが人気だそうです!
アラスカあたりから日本まで回遊してくるなんて
行動範囲が広すぎて驚きです。
ブリーチと呼ばれる豪快なジャンプしての着水や
テールスラップという、尾びれで水面を叩く行動、
特徴の鳴き声、一度は見てみたい聞いてみたいですね!
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