大小原康二(おおこはら・こうじ)容疑者(44歳)は、SNSで知り合った栃木県内在住の女子高生(高校1年・16歳)を家出するよう誘い出し、連れ去ったとして、未成年者誘拐の疑いで、栃木県警に1月21日、逮捕されました。女子生徒は保護されて無事です。
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♦大小原康二容疑者、女子高生を連れ去りで逮捕。SNSで知り合い「うちへおいでよ」
またSNSを通じた犯罪が起こりました。
未成年者誘拐の疑いで、
栃木県警に1月21日、逮捕された男の名前は、
大小原康二(おおこはら・こうじ)容疑者(44歳)
静岡県沼津市東原に住んでおり、
無職ということです。
大小原容疑者は、
悩みを抱える高校1年・16歳の女子高生へ
会員制交流サイト(SNS)を通じて
家出を促し「うちへおいでよ」と誘い出し
未成年であることを知りながら、
自宅に連れ去ったとみられています。
女子高生は保護されて無事だそうです。
事件の概要は、
栃木県警によりますと、
大小原容疑者は、女子生徒とは
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で
知り合ったとみられていますが
どのSNSかはまだわかっていません。
大小原容疑者本人の
フェイスブックやツイッターは見当たりませんでした。
やり取りを複数回していた様子で、
女子生徒は1月19日に、
大小原容疑者へ宅配便を送っています。
何を送ったかは報じられていませんが、
この荷物の送り状から大小原容疑者が
浮上し、発見・逮捕につながりました。
女子高生は1月20日の午前、
「友達と勉強する」と母親へ言います。
母親は娘(女子高生)を最寄り駅まで送ります。
その後、女子高生から手紙を読んで欲しい
と電話が入ります。
自宅に置いてあった手紙を読むと、
学校での勉強や友人関係についての悩みがあり、
「家出したい」という内容だったそうです。
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♦後を絶たない未成年を狙うSNSを通じての犯罪。大小原康二容疑者の手口は?
大小原康二容疑者の手口は、
悩みを持つ女子高生とやり取りを続け、
「うちへおいでよ」と誘い出します。
想像するに、何回かのやり取りを重ねた末、
信頼を巧みに得てからの
誘い出しと考えられます。
44歳というれっきとした大人の言葉を
悩める16歳の多感な女子高生は
信じ、助けを求めたのかもしれません。
大小原容疑者は
未成年者と知りながら、
自身の住む沼津市周辺へ誘い出し、
20日ごろに落ち合ったようです。
同日の夜、女子高生の父親が
行方不明届けを出し、
栃木県警が捜査を開始。
荷物の送り状が
早期逮捕につながりましたが
逮捕に至らない場合は非常に危険です。
せめてこの事件で
SNSへの依存度や信頼度を
見つめ直すきっかけになることを祈ります。
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